ヨネスケが持っているでかいしゃもじは聖遺物だと判明 2014年10月09日 日記 トラックバック:0コメント:0

独裁者のみなさんこんばんは。
ウェストポーチを付けている人間だけを狙撃する衛星兵器の誕生を予測する↑野です。

上京して一人暮らしを始めてから、よくクイックレストランSガストに行っている。
駅から近くて便利な上に安く、そしてなんといってもここの「若鶏南蛮定食」が美味すぎるために。

しかも僕がこの街へとやって来る前からここでずっと働いてるギャル系女性店員がいるのだが、もう僕レベルの長年通いつめてる常連客となると、何度彼女に注文を聞いてもらい、若鶏を目の前で揚げてもらったか知れない、誇張抜きで数百回はいってると思う。

あれだからね、もう店内入った瞬間から「若鶏南蛮定食オーラ」出してるからね、俺の背中から数々の屠殺された鶏たちの真顔が浮かび上がって来てるから、トサカの部分めっちゃプルプル揺れてるから、その時だけ俺の住民票の姓が「鶏野」になってるから。

もうこれだけ通いに通っていると、そのギャル店員と俺との間にもちょっとした暗黙の了解も築かれちゃってるわけだよ、俺が入店した瞬間、明らかにあっちの顔が「南蛮待ち顔」に変化するんだよね、隠したって無駄だ、目を見れば分かるんだよ俺にはよ。

そして案の定、僕は若鶏南蛮定食を頼む、そのはずだ、だって、引かれるかもしれないけれど、この店を今まで数百回利用した中で若鶏南蛮定食以外のものを注文したことは2・3回程度、もはや若鶏南蛮は俺の人生そのもの、古いアルバムめくり「若鶏南蛮」って呟くレベル、俺の右腕には「若鶏南蛮定食」って書かれた入れ墨が彫り込まれてあるからな、ヨーメーン!

そんな日々が続いていたのだが先日、銀行のATMでお金を降ろしてる時に偶然そのギャル店員と密室で二人きりになった。

え、なにこれなにこの偶然、これは甘いロマンスの入口なんじゃないのか?
過去8年以上にわたってこの街に住み、数百回にわたって店に通ったのはこの日この時のための伏線だったの?
あらやだ身体が火照ってきちゃう、あたいの南蛮ラブストーリー始まっちゃう?

え、ちょっと、これマジであるんじゃないの?「いつも若鶏南蛮を頼むあなたがずっと好きだったんだニュン♪」とか来るんじゃないの?ママレードボーイも真っ青なくらいの俺の甘酸っぱい第二の青春幕開けるんじゃないの?君に届けもびっくりだなおい、届いてる届いてるよ、若鶏南蛮もお前の気持ちも、ちゃんと俺に届いてるよ!

いやマジだわ、これ完全にマジのやつだわ、中高生のときにモテなさ過ぎて、しかも男子校だから出会いもなくて絶望した挙句に、帰りにコンビニの10歳以上年上の女性店員にお釣り渡されるだけで好きになってたあの俺にもやっと春が来たわ。
これ完全に来年の夏あたりには二人で照れくさそうに手をつないで江ノ島とかみなとみらいとか浅草とかのお決まりのスポット行ったあとラブホテルへ直行と見せかけて鶏の養鶏場見に行っちゃうやつだわ、ブロイラー指差しながら何故か二人でめちゃくちゃウケてることになってるはずだわ、「これがあんたのよく食べてた若鶏南蛮のその若鶏よ」とか言って、圧倒的に嫌だなそのカップル。

そう思って隣のブースをチラッと見たら少しだけ目が合ったけど明らかに「うわ、こいつじゃん、いつものキモい南蛮野郎じゃん」みたいな表情をして冷たい眼差しで見られたもんだから完全に心が折れちゃったよね。
そんなゴミを見るような眼差しで見られたらもう、声をかけるどころか、辛くてそっちを見ることすらできなかったよ。


今まで食べてきた数えきれないほどの数の若鶏たちよりも、そんな俺こそが最高にチキンだったんだね。


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