今なら抽選で600名様に「お湯」が当たる!! 2013年04月23日 日記 トラックバック:0コメント:0

元カノと会った累計回数より、クロネコヤマトの配達員と会った累計回数の方が上回ってしまった皆さんこんばんは。
パンツ一枚姿で宅急便の対応に出たら、同い年ぐらいの女の子だったことがある↑野です。

僕がよくスーパーへと通っていることは、僕の身体を狙っている皆さんのことですから、知っているでしょう。
しかし、僕は今までスーパーで、あの、カゴを乗せて進むやつ、カートでしたっけ?あれを使ったことがなかった。

いつもスーパーに行って、一週間分ぐらいの食料を買いだめするので、軽く10kgはあるんじゃないかと思うぐらいカゴに商品をパンパンに入れるのですが、逆にこれが僕の鍛錬者としての修羅魂に火を付けた。
絶対にカートなんか使うもんかと、己の肉体一つで悠然と持ち運ばなくて何が男かと。

気安くカートなんかすぐに利用しちゃいやがってよう!何が文明の利器だ?そうやって甘えて文明を過度に肥大化させれば、いつしか俺たち人類自身がその文明に囚われ、逆に下僕となってしまうに決まってる!お前たちは分かっていない!
かつてシモーヌ・ヴェイユも指摘したように、一旦そうやって肥大化し、暴走した官僚制や人間の機械化による機能性的価値観尺度の問題が、今まさにこのスーパーでも起こっているのだと、僕にはそう思えていた。
自分たちがかつて作り出したシステムに逆に征服されるという点では、両者には多くの類似点と共通性が見受けられる。

そしてまたこの僕のカート使用への抵抗は、多数派の暴力への抵抗でもある。
どいつもこいつもカート使ってシャーシャーシャーシャー円滑に進みやがってよぉ、本当にそれは自分の意志なのか?周りがカート使ってるから自分もなんとなく使い始めたんじゃないのか?いつからだい、そうなったのは?
かつてジョン・スチュアート・ミルが主著自由論の中において絶対的に守られるべきとした「公共の福祉に反しない限りにおいての個々人の絶対的自由の保証」と「社会における少数派の、豊潤さに対する貢献性」が唱えられて久しいが、どうかな?俺たちそうなってるかな!?僕らの未来予想図は思った通りに叶えられてきたかな!?(野生のドリカム出現)

そうやって長いものに巻かれてカートを使う集団主義の囚われ人たちよ、本当にそれでいいのか?レールを外れろよ!カートなんて投げ出して、自分の心の中のカートを押そう!人類よ、自由であれ!!

…とか考えていたのですが、重いカゴを持ち歩いて広いスーパーの中を45分ぐらい歩きまわる内に僕の心は変わりました。
赤黒く変色した手のひら、出来損ないのペンギンみたいな歩き方になった自分、冷凍食品売り場の窓に映る悲しそうな己の眼差し。

一度、一度だけショッピングカートを使ってみようと。

いやいやいや、違うから!ほらお前らはすぐそうやって「心折れよったww」とか言うやろ!?違う違う!折れてないから、ほら、よく言うじゃないですか、物事を批判するにもまずその対象を良く知らなければいけない、とか、敵を知ることが戦略の基本中の基本だと、そういうことだから!なのにほんとお前らはすぐそうやってめちゃくちゃ言いよるな!ほんま次男やな!

ということで、己を知り敵を知れば百戦危うからずということで、先日初めてカートを使ってみた。

これがすごくいいんだよね(裏声)

すごいわぁ~!いいわぁ~これ~!どんなにたくさん乗せてもシャーシャーシャーシャー滑らかにスイスイと進んで行きよるわぁ~!ちょっとしたラピュタかと思ったわ。
しかもこれ運転すること自体ちょっと楽しいよね、ショッピングがまた一段と楽しくなった、そう感じるよね!

…え?シモーヌ・ヴェイユ?ジョン・スチュアート・ミル?多数派の暴力?自由論?官僚制の暴走?
え、なにそれ?ちょっと、スーパーで何言ってんすか、インテリ気取りっすか?マジキモいんですけど。
あの、友達だと思われたら困るんで、あんまりこっち来ないでもらっていいすか?警察呼びますよ。

少数派なんか駆逐したったらええんじゃい!カート使わずは人に非ず!
システムの逆襲?上等やないかい!使って使って、使われたったらええんじゃい!

ショッピングカート最高!逆にいちいち重いカゴを手で持ち運んでる奴とか信じらんない、なにそれ前世でなんか悪いことしたの?
ね~、いやだよね~!今どきカート使わない人とか絶対付き合いたくないんですけど~、マジ最悪だしぃ~!

ほらほらみんなも遠慮せずにほら、ショッピングカート使いなよ!すごく便利で楽しいよ!カート最高!!



様々なものが売られている大きなスーパーで、この日、僕は自分の魂を売った。


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