逆にスティーブ・ジョブズを指でタッチして操作することもできる 2011年08月25日 ネタ雑談 トラックバック:0コメント:0

ありがちな浅薄かつ無益な自慢などではなく、僕はここ2年ほどテレビをほとんど見ていない上、新聞も読まないので、今日本で、いや世界で何が起こっているのかが全く分からない。

何が数年前と変わったのか、人々は何を追い求めるようになったのか、っていうか日本はまだあるのか?
「日本はまだありますよ~♪」という顔でサッカーイタリア代表並みの壮絶なフェイントを仕掛けて、実は皆で僕を騙して裏で嘲笑しているのではないか?日本は「ポメラニアン・スキスキ共和国」とかいう国になっているのではないのか?

外では毎日相も変わらず皆さん真顔で生活していらっしゃるので分からない。
だから勝手に推測させていただく事をお許し願いたい。


 

恐らく今日本では「他人の家の鍵穴に甘辛く煮たひじきの煮物を詰め込む」のが流行っているに違いない。
そしてこの「ひじきの煮物鍵穴詰め込み合戦」が思いの外、地域社会の絆を強く保つように機能している。

最初こそ、誰かひどい人がしょうもない悪戯として始めたこのひじきごっこだが、過剰な経済成長信仰と伝統を無視した資本主義の導入によっていつしか傷ついた地域社会の連帯感を回復させたのだ。

鍵穴にひじきの煮ものを詰められた人たちも「コラー!」と言いながら腕を上げて追いかけているものの、その声色はどこか嬉しそうな様相を呈しており、表情も半笑いである。
幼少の頃に無邪気にみんなで遊んだあの日のことを、この平成ひじき合戦に投影して懐かしんでいるのかもしれない。

今日も僕が見ていない間におばさんたちが、ひじきのたっぷり詰まった大きなタッパーをラガーマンスタイルで小脇に抱えながら、住宅街を物凄い勢いで走り周っているに違いない。


芸能面では、工藤静香が遥か以前に歌った「嵐を起こして全てを壊すの」という歌詞がテロリズムを助長し、大変不謹慎な内容であったと泣きながら謝罪しているに違いない。

そしてGLAYは「俺たちは白でもない黒でもない、GLAYだ!」という初心もどこへ行ったか、BLACKというバンド名に改名した。
もちろん理由は「よく考えたら全員黒の方が好きだった」から。

そして「ちいさんぽ」でお馴染み、あんなに散歩が好きそうに見えた地井武男さんが自宅に引き篭もった。
インタビューによると「もう二度と散歩なんてするものか、散歩という文字を見るだけで吐き気がする…」と漏らしているという。

あと、木村カエラが無難なファッションをするようになった。


社会面では、まず一番大きな事として「シュークリーム手当」が挙げられる。
国民一人当たりに月に3つシュークリームが給付される。
基本は生クリームのみだが、カスタードクリームに変更したい場合は、近くの市役所で申請すれば良い。

最初は、「シュークリームだと胸やけがする、あれよりも大福手当にするべきだ!」と主張する高齢層と、「シュークリームの方が好き!」という中・若年齢層と、「ビスコにしろコラぁ!!」とベビーカーデモまでした幼児層との世代間三つ巴対立が問題となったが、「大福だと喉に詰まらせて亡くなる高齢者が増える」「ビスコを食べても強くなれない、食べるなら小魚にしなさい」という中・若年齢層の的確なアドバイスが功を奏し、結局シュークリームに落ち着いた。


スポーツ面では、とうとうサッカーで手を使って良いことになり、実質サッカーはハンドボールになった。
しかしその後、全国のサッカーファンから「手を使うのは自由度が高まり過ぎるから掴むことは出来ないようにするべき」という抗議が殺到し、さらに、「それだけだと難易度が低すぎるからコートの真ん中に高いネットを張って、サーブから始まり、レシーブ・トス・スパイクで構成された試合運びにするべき」というアドバイスをFIFAが聞き入れ、結果的にではあるが、サッカーはバレーボールとほとんど同じスポーツになった。
というかサッカーはバレーボールです。


恐らく、僕が世間を忘れ、浮世離れしている間にこの社会では上記のような変化があったに違いない。

しかし、いつの時代も変わらぬ価値観があるように、2年前と比べても一切変わっていない日本社会の姿もやはりある。
そしてそれは、日本社会に暮らす人々が僕のことを排水溝に詰まったゴミを見るような目で見ていることである。

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