能ある鷹は上履きを隠す 2011年06月01日 妄想 トラックバック:0コメント:0

今日電車に乗っている時に、向かいの席の人が乳首にイヤホンを付けながらiPodを聞いていた。僕はそれはとてもおかしいのではないかなと思い、他人の同意を得るために周りの人たちの反応を探ってみた。しかし誰一人として不思議そうに振る舞う者はいなかった。僕は戸惑った。
その後、いつまで経っても彼は乳首からイヤホンを外そうとはしないし、それどころか聞こえているはずもない何らかの音楽のリズムに乗って、足でトントンと床をかすかに鳴らし始めた。
これは誘っているのだろうか。乳首から音を聞きとれるわけもないのに、あたかも音楽を聴いているかの様なその一連の行いは、ボケなのだろうか。誰かにツッコんでもらいたくて恥を忍んで行っているのだとしたら。
そう思うとますます放ってはおけなくなって、僕はとうとう痺れを切らして威勢よく、大声で言い放った。

「ちょっとちょっと~!おかしいでしょうよ~!乳首にイヤホン付けて聞こえるわけないじゃないですか~!」

すると彼はふと顔を上げて「うるさい」と言った。
周りの乗客も僕に向かって「うるさい」と言った。

電車の中では静かにしないといけないんだなと思った。

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