フリーザー、星を買う 2010年12月14日 日記 トラックバック:0コメント:0

金曜ロードショーをご覧の皆さんこんばんは、↑野です。

僕しょうもないウソをつくのが大好きなんですね。
人を深刻に困らせたりだとか、洒落にならない嘘は決してつかないのですが、何の意味もない小ウソをちょいちょい真顔でついて相手を信じさせるのがもうほんと楽しくて仕方ない、そういった財団起ち上げたい。

サークルとかかつてしてたバイトの中でも、人の入れ替わりが激しくなる新年度とかに新しい人が入ってきたらよろしくお願いします的な挨拶するじゃないですか?
その時に「北海道出身です」とか「沖縄出身です」とか、一切の表情を殺し切った真顔でポンと言うのです。
もちろん相手は僕があまりにも真顔過ぎてすぐ信じるんですけど、やはり人間そんなに単純には出来てないものでしてね、すぐに「あれ?関西弁じゃないですか?」とか「沖縄の割には肌白くないですか?」とか「岐阜県って何が名産なんですか?」とか相手の方もだんだん突っ込んだ質問をしてくるんですね。

これにいつまでバレずにウソを重ねて守り通せるかに人知れずチャレンジするのがまた楽しいんですな。
といってもそんな1ヶ月とかはさすがにどうかと思うんで1週間ぐらいで本当のこと明かしますけど。

その時のリアクションがまたこれ快感なんですな。
「ええ?、ほんとですか、↑野さん北海道の人じゃなかったんですかぁ?、ひどいですう?」とか言われたらウソツキストの僕としてはもう大勝利ですよ、もはや僕はこの瞬間から北海道民ですよ、北海道のみんな!見てる!

いやまあ、確かにそんな無駄にウソなんかついたら人の迷惑と言われればそうかもしれないですけど、繰り返してきた実体験としては、むしろ会話やその後の人間関係の潤滑油にさえなってきたという実感があります。
あれですね、要はテレビ番組のドッキリみたいなもんですよ、終わった後は何だか両者ともにホクホク感的なね。


とまあこんな風にしょうもないウソをつくのが僕の趣味の一つであったのですが、やはりこれは時と場合と相手をかなり慎重に選ばなければいけない行為だと思い知らされたこともあります。

以前訳あって、30?50歳ぐらいのご婦人方と毎日のようにたくさん会話をする機会があったのですが、ある日の会話中、相手の方の息子さんが僕と同じ大学生ということでちょっと盛り上がっていたのです。

おばさん「うちの息子は勉強もせずに今ずっと免許取ろうとしてんのよ?」

僕「ああ?でもいいんじゃないですか、大学生のうちじゃないとなかなか取る機会ないらしいですし」

おばさん「あなたは免許持ってるの?」

僕「いや、車の免許は持ってないんですけど、馬乗って通学してますね」


おばさん「え!?あなた馬に乗ってるの!?」


いやいやいやいやいやいや、おかしいじゃないですか。
じゃあ逆に聞くけど見たことあんのかい、馬乗って「やばい遅刻遅刻ぅ?!」言うてるやつ見たことあんのかい。
東京?大阪間何時間やねん気になるわ、しかも野菜バケツ一杯で丸一日疾走て燃費良いんか悪いんかよう分からんわ今野菜すごく高いからねってそんなんええねん、道路交通法どうなってんねん、警察の皆さんお仕事お仕事!

もうね、こんなに信じるとか思うわけないじゃないですか。
海外ならともかく、だれがこのコンクリートジャングル東京で馬に乗ってるとか言って信じるもんかと。
いや信じられてたまるか、自家用セスナ持ってますとかの方がまだ現実味帯びてるやろと。

おばさん「え、わたし馬とかそういうの良く知らないんだけどどんな感じなの?」

良く知っててたまるかと。
日本で普通に暮らしてて現代馬事情にひどく精通してたらそれはそれでどうかと思うわ。

…ところがこれがまた、僕実際に高校2年生の修学旅行の時にオーストラリアの牧場で馬に乗ってみんなで牧場内を散歩するっていうなかなか稀有な経験をしたことがあるんですね。
だからもう乗馬中の、「意外と姿勢保つのすごく難しい」とか「ちょっと脇腹蹴っただけでびっくりするほど加速する」とかの乗馬あるあるを直に知ってるんで余計に現実味を帯びたウソがつけてしまうわけです。

やばいよやばいよ、おばさんの目がどんどん輝いていく、完全に少年の目をしてるわ。
あかんもうこれ100%信じちゃってるわ、まさかの「馬で通学発言」に絶対の信頼置いてらっしゃるわ。
どんだけ純粋な心持ってんねん、初めてスーパーボール手に入れた小学1年生みたいなってるやんけ。

もう僕の背中汗でびっしょりですよ。
いや、まさか馬通学発言でもう後戻りできなくなるとか普通思わないじゃないですか。
僕の中でのシミュレーションでは、

おばさん「あらもうそんなわけないじゃないのよ面白いウソつくわねえ?(笑)!」

て来ると、バレー世界ランキング1位ブラジルカナリア軍団のセッターポジションばりに待ち伏せてたのに。
なにこの熟女に背中を濡らされるという親に見せたくない状況。

そこでしばらくおばさんと馬トークを繰り広げていた僕と彼女でしたが、おばさんが仲間のおばさんに「ちょっと○○さん聞いて!この子馬乗ってるらしいわよ!」的な感じでお友達に伝えようとし始めたので、さすがにそれはマズいと思い、慌てて止めて「ドッキリ大成功!(笑)」みたいな感じで本当のこと打ち明けたのです。


おばさん「ええ!もうちょっと?!信じちゃったじゃないのよ嫌だわ?!(笑)。確かに考えてみたらおかしいわよね?!それにしてもあれね、あなたすごくウソが上手いのね、…あっ、馬なだけにねぇ!(笑)



生まれて初めて物腰柔らかな性格のいいご婦人に向かって「ああ!?」って言った。

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