三田祭2010 2010年11月24日 日記 トラックバック:0コメント:0

三田祭2010に行ってきました。


徹夜明けで行ったので終始テンションは低かったものの、各イベントは楽しめました。
世間ではバリバリの平日に行くことによって少しでも人の少ない日にちを選んだのですが、外は結局人で溢れていて、イベントのみが目的の僕はひたすら早く帰りたかったです。

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ここがJR田町駅のすぐ前。
慶應三田キャンパスはオフィス街のど真ん中にあります。
忙しく働く社会人を傍目に、ダラしない格好で悠々と通学する優越感を味わうのがこの大学の唯一の利点。

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入口はもっとザ・学園祭みたいな感じに派手に飾りつけてるのかなと思いきや、いつもとそこまで変わらず。

とりあえず事前に家のパソコンで三田祭のスケジュールを携帯にメモってくるという、誰も思いつくことが出来ないような信じられないほど斬新で優秀な下準備をしてきたので、入口でパンフレットを買わずに目的の校舎へ。

まず最初に観に行ったのが、慶應内でも知名度が高く歴史も長い演劇サークルの創像工房さん。


創像工房 in front of. 三田祭公演

今回の学園祭では二つの公演を行っており、それぞれタイトルが「泥棒狂想曲」と「置き去り」。
共に30分ほどの比較的短めのお芝居ですが、それ故に一作品にまとめるのが相当難しそうです。

僕は時間の都合で「泥棒狂想曲」のみ観ました。

会場教室は狭かったものの、だからこそ客席と舞台が近く、より演者の演技に食い入ることができました。
そして劇が始まるとその役者さんたちの演技の素晴らしさに舌を巻きました。
発声・滑舌・表情・立ち振る舞い・セリフの抑揚などの基礎的な能力がすごく高かったので設定に入り易かった。

そして劇団員の人たちが美男美女揃いだった。
何を隠そう、大学一年生の時に実は僕もお笑いサークルが見つからなかった時に演劇サークルに入ろうかと思っていたので、入らなくてよかったと人知れず当時の自分の賢明な判断を褒め称えた。
こんな美男美女の中では僕などペットボトルの役とかしか周って来ないのではと。

作品のストーリーは正直斬新なものとは思わなかったが、展開が二転三転するように作られていたので楽しめた。
彼らの中から素晴らしい役者が出てくることを期待したいと思います。

にしても創像工房in front of.のin front ofって何の前なんでしょうね。
それが一番気がかりでした。


そして劇を見終えた後は次の目的地であるシネマ研究会の自主制作映画の上映会へと向かう。


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ここがその校舎、にしても閑散としてる!
学園祭と言えども平日の朝なのでこんなもんです。


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閑散としてるねえ?。
こんな学園祭、大好きよあたし。

そしてシネマ研究会へ。


シネマ研究会 自主制作映画上映会

いわゆる映画研究会ですね。

入った時にはすでに作品が上映中で途中からの観賞になりました。
そしていきなり知り合いの女の子が主演女優でしかもシュールな作品。
どうやら撮影者も知り合いのはるさめ君だそうで、その絶妙なカメラアングルに驚愕しました。

そして次の目的のお笑いライブまで1時間以上もあった上に、お客さんが僕一人の時間が続いたので、係の方の好意で短めの尺の映画をあと2本も観せていただけた。
kittyomさんが出演している作品を要望したのですが、今回は無かったそうで残念。
俳優としてのkittyomさんの雄姿が観てみたかった。

そして残りのこれまたシュールな映画も個人的には好きでした。
学生だからこそ作れるような、利益や数字や放送コード無視の映画の数々。
学園祭ならではの独自性溢れる良いものを見せてもらいました。


そしていよいよ個人的にはメインイベントのお笑いサークルのライブへ。


慶應義塾大学お笑いサークル お笑い道場O-keis

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チラシには世間を騒がせるあの方が…

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ここが会場教室。
僕が普段講義を受けている教室でもあります。

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本番時はこのようにムーディーな雰囲気漂う舞台に変貌。

本番前にかなり久しぶりにサラダ大久保ことひこにゃんと出会った。
相変わらず彼の思わず保護したくなるような可愛らしさは健在どころかさらに磨きがかっていて嬉しかった。
溢れんばかりの唯一無二の才能、みなから愛されるその人格。

彼ならこれから先きっと日本社会に何か大きなことをやってくれる、そう思わずにはいられない人間。
ここまで言っておけば今度会った時に軽く2、3万くれるはず。

そうこうしているうちにライブは始まり。

やっぱり頑張ってお笑いに励む人はたまらなくかっこいいですね。
投げやりな評価ではなく、素直に全員面白かった。

みんな一生懸命にそれぞれの持ち味を生かして必死でネタを考えてプレッシャーに負けずに舞台で自分たちの役割を終えていた。
人を笑わせることの難しさといろんな苦悩に正面から向き合ってこの大舞台に立って責任を果たすというのは、観てる側からしたら当り前のように見えて、実はとてつもなく厳しいことだと思います。
それを最後までやり通した彼らはすごいです。

これからもいろいろな場で多くの人たちを笑わせていって欲しいです。
そしてその経験は間違いなく彼らの一生の貴重な財産となると信じています。


そしてライブも観終わった後で行き場を失くした僕はもうなんかいろいろさ迷いました。

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人が増えてきやがったぜ!

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人混みに流されて変わってゆきました。

それからというもの、夕方からまたお笑いサークルの野外ミニステージライブがあるのでそれまでの時間を潰すためにも、もう適当にいろいろ行きました。

っていうか気が付いたら大学院棟の中にある「カメラクラブ」なる写真サークルに辿りついていました。
調べてみると「KCC(Keio Camera Club)」とも言い、なんと1926年から存在する伝統あるサークルだそうな。

普段からこんなクソみたいな写真しか撮れないような、芸術表現としての写真とは無縁のこの僕なので、勉強させていただく意味でも入ってみることに。

もうね、別次元ですわ。
風景写真から人物写真まで、表現力が半端やないっすわ、シュールな世界観からpopな世界観まで、被写体選びから表現の工夫までもうほんますごいっすわ、"写真は単なる記録装置に非ず芸術なり"っすね先輩!

そうしてデジカメで下手過ぎる写真を撮りまくってる自分が恥ずかしくなり、デジカメを地面に叩きつけようとした瞬間、僕の手がピタリと止まった。
彼らカメラクラブの部員は、カメラを叩きつけようとした僕の手を止めてこう言った。
「下手なりにも写真には意味がある、いつかどこかで誰かが撮った、それだけでいいじゃないか↑野くん!写真に価値の優劣も、上手下手もないんだよ!」と言ってくださった。※(実際にはアンケートを書かされただけです)

涙が出そうになった。※(実際にはアンケート用紙と鉛筆を無表情で渡されただけです)

そのような嬉しいことを言っていただき、※1 僕は感動にうち奮えながら「そうなんだ、僕みたいなクズだって写真を撮ってもいいんだ!下手でも楽しみながら撮影できていればいいんだ!そういう意味では僕も慶應カメラクラブの一員なんだ!※2」とシャッターだけでなく、目も輝かせました。

※1(実際はそんなことは一言も言われていません。無理やりアンケートを書かされただけです)
※2(実際は僕は慶應カメラクラブの部員ではないし、単なるクズ学生としか見られていません)


さらにその大学院棟でやっていた商学部のゼミ研究発表会を見に行きました。
僕は経済学部なのですが、なんでもあのS君が所属するKゼミの研究発表もあるということで。

内容はさっと見ただけなのですが、環境問題を、経済的・社会的に研究した結果見えてくる問題点や世界の現状
オバマ大統領のグリーンニューディールのことや、環境問題は実は世界の万民に等しく害が及んでいるわけではなく、まるで経済的格差問題のように高所得層から低所得層への移転とも言える現象が起きていると。
比較的先進国側よりも発展途上国側の方がその害を受けやすいという意味で、環境問題の南北問題化とも言えるような現象が起きているということだそうで。

細かいところはあまり見てませんでした。


そうこうしているうちになんか屋外のメインステージでライブが始まったので観に行きました。

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えっ…

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あらやだいい身体…

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まさかこの大学で僕以外に公衆の面前で乳首を露出する人がいるとは。
こんなことなら僕も自分で乳首サークルを立ち上げて学園祭のステージで誰が一番良い乳首をしているかを競うコンテスト「チク慶應」を開催すればよかった。
まあ、主催者の僕が圧倒的な乳首力で優勝してしまっては、いろいろと疑念が浮かんでしまいますよね。

…あっ、音楽の方はなんか大きな音がしてる以外はよく分かりませんでした。


ということで僕みたいな音楽の知識や感覚がなくっても分かりやすい方のステージに。

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ええ声

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ええギター

ええ声とええギター以外はよく分からなかった。
正直僕はスピッツ以外ほとんど聞かないので仕方ない。
結局僕が在学中に慶應にスピッツは来てくれないようで残念。


そして
最後にお笑いサークルの野外ステージを観た。

感想としてはやはり教室ライブと同じで面白かった。
さらにそれに加えて、野外のステージでライブや進行をするのがどれほど難しいかは僕自身も何度か経験があって一応理解しているつもりなので、そこで一生懸命にそして上手くやっている彼らに感動した。
もう常に喉が壊れる程、雄たけびをあげるほど大声を出し続けなくては聞こえさえしないものなので。

そう言えば二年前はこのステージで朝の10時ぐらいからネタをやったけど、急遽用意したネタをやったこともあってかなりキツかった、そして寒かった。

個人的には、野外ステージにはいい思い出と嫌な思い出が混在している。

学芸大学の野外ステージでネタをさせていただいた時は、これまた朝の10時ぐらいからだった上に、信じられないほど寒かったのに僕の個人的なミスで長袖の薄いTシャツ一枚でやるという拷問みたいな出演だった。
でも席にいた子供とお母さんが楽しそうに笑ってくれていたのですごく嬉しかった。
あとそもそも学芸大学に入ればよかったと思った。

そして新歓期の慶應の日吉キャンパスの中庭ステージで司会をさせていただいた時には、司会だからと完全に油断してたら部員の一人に最後の最後で一発ギャグを要求されて、思いっきりやったらドンスベリした。
僕は普段日吉キャンパスに通っているし自宅も日吉なのでもう二度と通えないんじゃないかと危惧した。


とまあ、それはさて置いて、野外ステージも見事に成功だったと思う。
多くの人に観てもらえていたこと、ますます学内外での知名度がおそらく上がったという意味で。

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そして業界人らしき人に目を付けられていたという意味でもね。
まさか舞台を撮っている間に自分自身が撮られているとは思うまいめ。

それにしてもこの恐らくプロのカメラマンの人のカメラを持つ手のぶれなさ加減が神がかっていた。
すごかった、僕もこの先何かのAVに出演することになったら撮ってもらいたいと思うぐらい。
そして芸人に向ける眼差しが我が子を見守る父親のように優しかった。
以上の理由からこの人は業界人だと思う。


こうして野外ステージも無事に終わり、僕は学園祭を後にした。

今回の学園祭でもやはり一番心に残ったことは、真面目に何かに取り組む人たちはたまらなくかっこよくて素敵だなということだった。
それはもちろんお笑いに限らず、演劇であれ、映画であれ、写真であれ、音楽であれ、研究であれ、自分で考えて、企画して、行動して、作品なりパフォーマンスをして一生懸命に努力している人たちはすごく素敵だと思う。

彼ら彼女らのこれからの人生が素晴らしいものになることを願っている。



…でも一番すごくて頑張っていて輝いていて素敵だったのは正直この僕だと思う。

何故なら一人で学園祭に来て、ナンパ軍団の中を何食わぬ顔で颯爽と歩きまわり、こんなに充実したキャンパスライフを送っている学生の集大成とも言える各イベントを見ることで自分の非充実ぶりが浮き彫りになって嫌というほど自分のクソぶりが顕在化してもなんとか耐え忍んで眉一つ動かさずに涙も頬をつたわなかったし、おまけに学園祭を見に来ていた女子高生や女子大生からはキモいというゴミを見るような眼差しで見られていたのにも関わらず、最後まで心を折られることなく無事家に帰ってお風呂に入っている時に涙が出そうになったのだからなぁ!!


まあ、そういう意味では三田祭2010の主役は間違いなくこの僕だと言っていいんじゃないかな。

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