ライ麦畑で職質されて… 2010年11月11日 日記 トラックバック:0コメント:0

↑野です。

小学生ぐらいの頃は家族でよく兵庫県の離島、淡路島に2・3泊で旅行に行っていたんですね。
でまあ、淡路島ですので主に海なんかに行ってキャッキャキャッキャ言って楽しむという、何のひねりもないベッタベタでありがちにもほどがある憩いの時間を過ごしていたわけです。

しかし海だけではなくっていろいろな所へも赴いた記憶があります。
オノコロアイランドや当時やっていた淡路花博やらモンキーセンターやら地元商店街やら。

その中でも海の次ぐらいに家族で気に入って訪れていたのが淡路島の牧場だったわけです。


まあ、何が楽しいかってそりゃ、当時は僕も弟も小さな少年でしたから、単純に牧場の牛だとか馬だとかそういうテレビではよく見れど実際生ではなかなか見ないような家畜どもを、我々人類様という支配者視点で見るだけでそれはそれは楽しかったわけですな。

そしてやっぱり牧場もお客さんには楽しんでいって欲しいし、牧場だっていろいろと経済的にも経営とかが大変なわけでね、牧場内で単純に牛や馬を見せるだけでなくポニーに乗らせたりだとか、馬にニンジンをあげたりだとか、牛のお乳を搾るだとかの各種プログラムを有料にて用意していらっしゃるわけです。

何人もの見ず知らずの人間に乗られるポニー、
何人もの見ず知らずの人間に乳を搾られる乳牛、
飼ってる動物の身体で一儲けとはこれけしからんとかまあそういう話はいいではないですか。

その中でも僕が特に興味を持って母親も進んでやらせてくれたのがもちろん「牛の乳搾り」ですよね。
もう何この親子、淡路島まで来て親子共々何してんのとかそういうのは正直どうかと思います。
牛の乳すら満足に搾り取れない子供が、将来国のトップに立って市民から血税を搾り取れますかってことです。

とにかく僕はその牧場が用意したプログラム「乳搾り体験隊」というイベントに参加して、牛の乳搾りというなかなか体験できない経験をすることになったのです。

もちろん僕も僕以外の子たちもみんな初めてやるので、みんな苦労しているわけです。
牛の乳搾りって牧場の人がやってるのを見るとすごく簡単そうに見えますけど、実はコツが必要で、単に牛のおっぱいをぱっと握ってもダメなんですね、お乳が全然出て来ない。

親指と人差し指で輪を作ってそれでお乳の付け根をギュッと握って乳の逆流を防ぎつつ、残りの指を上から順に、中指→薬指→小指と優しくゆっくりとかつ加速度的に握って初めてお乳がビューと出るのです。

もちろんそれを知らない子供たちは何度やっても初めは全然お乳が出なくて悪戦苦闘しており、それを牧場の係のおじさんが一人一人の傍に付いて丁寧に教えてくれるわけです。

そしていよいよ僕の番になったのですが…。

これがびっくりするほど上手く搾れるんですな。
もうバケツめがけてシャーシャーシャーシャー、目は完全に牧場勤務歴数十年で嫁募集中のおっさんですよ。
教えられずとも的確に上記のやり方で牛のお乳をこれでもかと搾り出した神童状態だったわけです。

もうおじさんドン引きですよ。
ええ?何この子?どこでこんなテク覚えてきたのええ?、ってなもんですよ。

そしておじさんが戸惑い気味に言いました。
「ボクうまいねえ、前にどっかでやったことあんの?」

僕「いや、ないですけど」

おじさんドン引きアゲインですよ。
おじさんもう完全に僕を乳搾り体験隊の一員としてではなく、自分の同業者レベルで見てますよ。
ボクシング始めて数カ月の奴がいきなりアメリカボクシング界ヘビー級のタイトル取っちゃったよとでも言わんばかりのシンデレラボーイっぷりですよ、日本乳搾り界のnext big thingですよこれ。

しばらく僕の流暢な乳揉みしだきっぷりを堪能して戸惑ったことも関係してるんでしょうね、感心したおじさんはテンション上げてちょっと意味的によく分からないこと言ったわけです。

「すごいなボク!ボクほんま、乳の才能あるでぇ!!


どういうことやねん。

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