はじめてのおつかい:5歳の翔太郎くん、トルコのベンチャー企業の株、買ってこれるかな? 2010年10月10日 妄想 トラックバック:0コメント:0

世界が嫉妬するキモさ、↑野です。

国勢調査の案内に全裸で対応したとかそんなどうでもいい話は置いといて、なんでも人には一人一人思考の枠組みや物の見方・感じ方の個人差があるそうな。

同じリンゴを見ても、ある人はそれを赤いなあと感じたり、ある人は美味しそうだなあと感じたり、ある人は丸いなあと感じたり、ある人はそう言えば椎名林檎の本名って何だろなあとかそれぞれ別のことを感じたり思ったり、見え方さえも違ったりするという。

当り前のことではあるが、特別意識しない限り我々は無意識のうちに人や物に勝手にレッテルを貼ったり、他人に自分と同じ意見を持っていて当然と思っていたりしてしまう傾向がある。

全く同じものを見ていてももしかしたらそう見えているのは自分のみで、自分以外の人々は全員全く違った見え方をしているのかもしれない、しかしそれを確認する方法は残念ながら無い、何故なら結局自分以外の人間の身体を借りたり、自分以外の人間独自の思考の枠組みを完全に借り切ることなど出来ないため。


ということは周りの人から僕は絶世の美少女に見えている可能性もある。
どうりで街に繰り出すたびに人々がイヤらしい目つきで舌舐めずりをしながら僕のことを見てくるはずである。

僕はもちろん毎朝鏡を見る限りは男であるし、浮浪者みたいな顔をしているが、これだけ多くの人が暮らす現代日本社会においては僕がAKB48にいても何らおかしくはないと考える人もたくさんいて然るべきなのだ。

そう考えた僕は今現在AKB48の新メンバーになるべく日々努力を重ねている。
無茶だと思う人も多いとは思いますが、止めないで下さい、10分も考えた末に出した僕なりの結論なのだから。
人生は一度きりです、一世一代のチャレンジがあっても良いと思う。

まず初めにAKB48に入るためには何が必要か?そしてその中で何が今の自分に足りていないのかを考えてみた。
その結果、僕が考え辿り着いた結論は以下のものであった。

1.可愛らしさ
2.歌唱力
3.ハートの強さ

これらが、僕がAKB48に入るために必要な能力である。
これらを高めるがために僕は昼夜を問わず血の滲むような特訓を開始した。

まず可愛らしさを高めるための特訓。
正直それまでの時点で僕は十分に可愛く、周りの人からよく「可愛いね、それじゃあとりあえず上脱いでみようか、恥ずかしい?こういうのあんまり経験ないのかな?」とカメラ片手に言われており、自信はあったのだが、それはあくまで一般人の人と比べれば可愛いというレベルでの話である。

当然のことだがそれではダメである。
アイドルをナメてはいけない、アイドルは人々に見るだけで元気を与えられるぐらい可愛くなくては務まらない。

そう考えた僕は毎日容姿を整え、丸の内の小粋なカフェで女子会にも頻繁に参加し、愛されボディを磨くためにジムへと通い、布団の上に大の字に寝ころびながら乳首をイジリ倒した。

するとどうであろうか、元から道行く人々が振り返って見るほど可愛かった僕はさらにその容姿端麗さに磨きをかけ、AKB48全員とローション相撲で勝負しても余裕で勝てるぐらいの美人となった。
もしもこれでステージにでも上がろうものならば即座に全国でファンが急増し、ネット掲示板では僕に関する情報が溢れ、全国からファンからのプレゼントとしてわかめスープの素が大量に送られてくるだろう。


そして次に歌唱力である。
正直天性の壮絶な歌唱の才能を持っており、人混みの中で君が代を歌えば道行く人が振り返って見てくるほど素晴らしい歌唱力をすでに持っていた僕であったが、やはり素人の中では上手いぐらいのものである。

アイドルをナメないで欲しい。
あなたたちはアイドルのことなんて何も分かっちゃいない、アイドルはステージ上に立ち、その天使のような歌声で、日々社会の荒波に揉まれて荒んだ人々の心を癒し、元気を与えられるぐらいの歌唱力でなくてはならない。
ただ上手ければ良いわけでもない、元気を与えられるような明るく元気な歌唱力でなくてはならない。

そう考えた僕は、毎日人混みの中で全裸で大の字に寝ころびながらギターを抱え、ギターの弦と乳首を交互に爪弾きながらしっとりとブルースを歌い、ダバダダバダと人々をダバダ漬けにした。
周りの人は全く声をかけて来ないどころか目さえ合わせて来ない。
それもそのはずだ、余りにも上手い歌に聞き惚れ、こちらの演奏を邪魔しないように無駄な目線を飛ばすことさえも自重していたのである。

そうして満員電車の中、全裸で大の字に寝ころびながらギターと乳首を爪弾き、深みのある声でネスカフェのCMのダバダ?♪というあの曲を熱唱する僕にみな酔いしれつつ、僕の歌唱力もどんどんと上がっていき、AKBのメンバーとして恥ずかしくないレベルに到達したわけである。

正直今ならAKB48全員と芋掘りに行ったら、僕が一番たくさん大きくて甘いお芋が掘れる自信がある。
これでもしも僕がステージに上がろうものならば、即座に全国で僕のファンが増え、僕にプレゼントとして花王のバブを大量に送り付けてくることであろう。


そして最後にハートの強さである。
正直生まれつきかなりのハートの強さを備え、全裸で東京23区を練り歩くのが趣味の一つであった僕ですが、やはりそんなガラスのハートがアメリカ軍御用達の軍事用強化ガラスになったぐらいの強さではいけない。

何度も言うがアイドルをナメないで欲しい。
あなたたちにアイドルの何が分かるというんですか。
所詮あなたたちなど日本経済の国際競争力を高めつつ国内の社会保障を最適に保ち、成長と保障を同時並行的に推し進める最適な社会政策の在り様ぐらいしか分からないでしょう、軽々しくアイドルを語らないでいただきたい。

アイドルとはどれほど忙しくとも、どれほど責任が重くとも、いつどんな時でも誰に対しても元気を与えられる女神でなくてはならない。
そしてその偉業を支えるのは間違いなくその類稀なる精神力なのだ。

そこで僕は精神力を高めるためにまずは都内の電車の線路の上に全裸で大の字に寝ころんで「我が青春に一片の悔いなし!」と乳首をイジりながら野太い声で叫び続けた。
最近都内で電車が遅延することが多かったと思うが、あれらはすべて僕の修行のためである。

さらに日本一ハトが餌を食べる公園として有名な上野公園のど真ん中に行き、全身にパンくずを付けて全裸で大の字に寝ころびながら、ハトに全身を突かれ官能的な甘い吐息を漏らしながら「なんも言えねえ…」と繰り返した。
ハトに突かれる痛みと人々から蔑みの目で見られるという身体的・精神的両方の痛みに耐えるという経験を積むことで僕の精神力は驚くほどに高まってゆくのは火を見るよりも明らかであった。

こうして僕は以前の自分からは想像もつかないほどに逞しくその精神力を高めることに成功した。
正直今ならAKB48全員と回転寿司に行ったら、僕が一番コーンを食べるという自信がある。
この精神力でステージに上がろうものならば、即座に全国で僕のファンが急増し、プレゼントとしてユニクロのヒートテックインナーLサイズを大量に送り付けてくるに違いない。


こうしてAKB48となるための能力を備えた僕は先日満を持してAKB48の新メンバーオーディションに参加した。
会場に着いてすぐのことである、何かとてつもなく輝く何かを感じたのだろうか、審査員の一人が僕に近づいて来て目を見開いてこう言った。



「帰ってください」


秋葉原の夜風は冷たかった。

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