※エラー:お探しのページは藤岡弘が御神木に感謝しながら正拳突きをしていて閲覧できません 2010年08月24日 妄想 トラックバック:0コメント:0

虫を食べる対象として考えてきたわけだけれども、それでは今度は虫を、今よりももっと社会の何かに役立てられる可能性として見てみることにする。

虫は今現在も地球の生態系の構成員の一員であるし、多くの虫が一夜にして姿を消してしまえば途端に生態系が狂い、地球環境が凄まじく好ましくない方へと傾いていくことはご存じのとおり。
つまりこの時点で虫には虫の存在意義は十分にあるのだし、そもそも生き物の存在に価値だとか有用性だなんて観点を入れること自体が傲慢であり、そもそも全ての生物は意味が在りも無しも関係なく、ただそこに存在しているのみでおかしな解釈はやめたまえという声もあろうが、ここではあえて虫の人間社会における新たな活用法を見出して行こうと僕などは考える。

僕の個人的な意見では、そもそも今の社会では虫を十分に活用できていない。
一部の虫を食用として上手く利用していることは高く評価するとしても、その他にも虫には潜在的な利用法はたくさんあるはずなのに、まるで見て見ぬふりでもしているかのようにみな気付かない。

その利用法の一つのヒントになるのは日本社会にて古くから使われる表現「虫の知らせ」である。


日本には古来より、虫には何か重大なことに関する予感を与えてくれるという意味の慣用句が存在する。
これが本当だとするのなら、この点で虫には多分に活用法が見出せると言って良いと考えられる。

虫をメッセンジャーとするのである。
虫をたくさん飼うことで大災害や株の暴落などの事件をを事前に察知できるよう、言わば預言者として利用するだけでなく、ありとあらゆる情報を伝えてくれる媒体として利用するのである。

メールもニュースも人からの伝言もネット上の様々なサイトのRSSリーダーとしても、虫が生活上のほとんどの情報をあなたに知らせてくれる。
羽虫は空を飛び、水棲種の虫は海を渡り、地中で暮らす虫は地下を這いずり回り。
今日も数えきれない程の虫たちが様々な情報を人々に伝える。

人手ならぬ虫手はもちろん大いに足りる。
アリだけでも人口の遥か多く存在するのだから虫手不足になどならない。
全ての虫が人間の為に働くわけではなく、むしろ割合としてはかなり少ない。
そのため、虫をこのように人間社会のメッセンジャーや預言者として活用することによって、虫の虫らしい生活を全て破壊してしまうということにはならず、虫のアイデンティティーも生態系も守られる。

人間の社会では既存のツールによる情報のやりとりがほとんど必要で無くなりコストが大幅ダウンされる。
日本郵政からも郵便事業が廃止され、簡易保険と預金事業だけが残る。
パソコンや携帯からもメール機能、留守伝言機能が必要なくなり残りの機能のみとなる。

プロポーズさえも今やカブトムシを通して行われるのが常識なのである。
毎年恒例センター試験解答速報や企業の決算情報はカマキリがどや顔で報告する。
日中のメールや留守伝言はバッタたちが慌ただしく跳ね周りながら各個人へと届ける。
深夜のメールや留守伝言は夜でも活発に動くことのできる蛾などが担当する。
夏特有のお知らせである花火大会の日程や全国夏の甲子園大会結果や台風情報などは、夏にしか活躍することができないセミたちに全て任され、ひと夏の短い命を効率的に生きる。

かくして、かつては一部が食用とされるぐらいでしか人間にとって実質活用がなされていなかった虫たちが、人間社会にすこぶる役立つようになることで、虫はそれまで以上に好かれ人間の友となった。

今朝も早くから虫たちが慌ただしく空を飛び周り、陸を駆けている。
すると、この記事を執筆している僕の背後にも一匹のバッタが跳ね寄って来た。


「 You バッタ mail! 」


You got a mail!みたいに言うなよと、僕はくすくすと笑った。

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