親方、空から藤岡弘が! 2009年10月21日 純ネタ トラックバック:0コメント:4

「よく緊張する性格なんだよねー。」

「なるほど。」

「なんていうかそんな大したことじゃなくてもすぐに緊張してうまく出来ないんだよね。」

「損な性格ですよね。」

「注目されてると思うと背中まで汗でびっちょり!」

「背中まで?」

「わき汗となるとユーラシア大陸の形にも似た汗染みを描くよ。」

「緊張するごとにヨーロッパとアジアで思い出作り!」


「どうにかならないかなと。」

「そういう時は人をカボチャだと思いこむといいと聞くよ。」

「でもそれは人を人として見ないということでしょう。それだと国連の定める世界人権宣言にも、日本国憲法の定める基本的人権の尊重にも反するのではないでしょうか。」

「大丈夫大丈夫。人間も動植物もこの世の生物全てには権利があるのだから。カボチャも人間も同等さ。」

「なるほど、ならいいね。」

「いいでしょ。」

「ああ、でも。人をカボチャに見立てるとどうしてもハロウィンの時の人の顔に似せたカボチャを思い浮かべちゃうんだ。」

「ああ、ジャック・オ・ランターンね。」

「そうそれですよ。多数のあの顔に観られながら何かするとなると人間の時よりもたち悪いよ。」

「常に半笑いですもんね。」

「まさかの常に半笑いですよ。」

「じゃあもうカボチャはやめておいて他の何かにすればいいよ。」

「何にすればいいのさ。」

「魚とかはどうだろう?」

「うん、あまり緊張はしないけどみんな目が死んでてこっちも死にたくはなるよね。」

「確かにこっちが何か必死でパフォーマンスしてる時に観客全員死んだ目は辛いよね。」

「そりゃ年々漁獲高も減るよね。」

「特にクロマグロがね。」

「これもダメとなると一体人を何に見立てれば上手くいくのさ。」

「ここであなた、可愛い猫ちゃんですよ。」

「どうしてそれを思いつかなかったんだろう!」

「猫って基本可愛いし人の話なんか聞かないから緊張ほぐれるどころか和むよ。」

「和みますね。」

「想像してみ想像してみ。観客全員猫だった時のこと想像してみ。」

「(想像中)」

「どうだい、そこはまさしくにゃんにゃんパラダイスだったろう?誰が緊張などするもんですかい。」

「まず僕が1か月かけて作成したレジュメを全員爪とぎに使って切り裂いてたよね…。」

「………………………………。」

「次にこれまた僕が丹精込めて作ったパワーポイントを画面に映し出すや否やみんな席を立ってカーソルの動きを追って捕まえようとするよね…。」

「………………………………やめるんだ。」

「おまけに助けを求めた教授からは背徳の猫パンチですってよ。はは、笑っちゃう。」

「もういい!やめるんだ。君は猫の前で発表なんてしていない。…していないんだ大丈夫。」

「じゃあもうどうすればいいんだよ。八方塞がりじゃないですか。」

「いや、まだ可能性は残されてる。」

「それは一体なんですか。」

「木ですよ。人をみんな木に見立てるのですよ。木ならしゃべらないし顔もないし…」

「いや、もういい、もういいんだよ。僕ちゃんと人と向き合う。緊張しないように少しづつ頑張る。」

「何でだよ、せっかくいいアイディアが出たのに!」

「だって人のことを 木(気)にしたって仕方ないじゃないか。」


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