「トーストをくわえた美少女に出合い頭でラリアット、どうも歌丸です。」 2009年01月26日 ネタ雑談 トラックバック:0コメント:4

どうもこんばんは。
↑野か↑野じゃないかで言ったら↑野です。 

やるせない…
ほんとやるせない…

小学生の時に前からものすごく欲しかったプレステのゲームソフトをやっとのことで買って家で意気揚々と包み開けてみたらセガサターン用やった時くらいやるせないよ…

うちのおかんがさも当たり前のようにネグリジェで宅急便を受け取ってた時くらいやるせないよ… 

というのもね…
パソコンが購入一ヶ月半で早くも故障したわけですよ。


…………………。
 
もうね、しばいたろかと。
どういうことやねんと。
責任者出て来いやコラと。 
できればなるべく恐くなくて弱そうな責任者出て来いやコラと。 
ダルシムみたいなガリガリの奴出て来いやコラと。
おっとただし口から火を吹く能力は備えているなよ!ましてや腕も伸びるなよ、あ、でも腕が伸びたら高い所にある在庫商品も簡単に取れて荷出し仕事に便利だね☆ってバカ! 
と。

あまりの出来事にそれはそれはもう目を疑いましたよ。
愛する妻との間に初めて授かった愛娘がサングラスかけた状態で産まれてきたみたいなね。

もちろんマニュアル片手にあれこれやりましたよ。しかしことごとくダメなわけですよ。
まったくどういうことなんですかこれは!

これじゃあまるで、 

そうまるで…  



 
僕「ああー暇やな。パソ子、インターネットやらせてや最近ご無沙汰やんか。(タバコすぱー)」

パソ子「……………。」

僕「?。おいパソ子?」

パソ子「うう…」

僕「お、おいどないしてん!?すごい熱やないか!なんでや、まだ起動してないのに…」

パソ子「たかちゃん、わたしもうダメ。フリーズしてしまいそうだわ…」

僕「なに言うてんねん!大丈夫や、一回ログアウトすればまた…」
 

黙って首を横に振るパソ子。悲しみに沈むその顔も20万画素のためかたかひろの目には美しく見えた。

たかひろは悲しみで込み上げてきた液晶を拭おうともせずにパソ子のマウスをぎゅっと握りしめ、ダブルクリックをして言った。
 

僕「なんでや…せっかくIntel Core2 Duoプロセッサーも搭載して…二人の快適ブロードバンド生活も始まるっていうのに…これからやっていうのに…なんでや!夏になったら一緒にネットサーフィンにも行こうって約束したやんか!」

パソ子「たかちゃん。約束守れなくてごめん…わたしのことはいいから誰か他にいい機種見つけて幸せに…」

僕「あほっ!お前以外の機種なんかとユーザー登録できるか!!」

 
それを聞いたパソ子はまるで駄々をこねる子供を見守る母親のように、少し困ったかのような表情で微笑んだ。

それを見たたかひろのスーパーマルチドライブ機能対応ブルーレイディスクドライブは激しく音を立て始めた。今にもオーバードライブしそうだった。

 
僕「このこと…このことお前のメーカーさんは知ってるんか?」

パソ子「……。言わなくちゃいけないのは分かってる…でもメーカーさんに余計な容量は負担させらんないよ…」

僕「パソ子、俺たちいつでも一緒やからな。例え本体がどんなに離れようとも無線LANでいつでも受信環境バッチリやからな。」

パソ子「ありがとう…。あなたはいつも私のACアダプタだったわ。あなたがそばにいるだけで元気が湧いてきた…。」

 
そうしているうちにパソ子のバッテリ稼動時間も残りわずかになっていった。
 
パソ子のオーディオスピーカーから高音質音声と弱々しい冷却風が漏れる…
 

僕「大丈夫…おれたちのUSBメモリーは消えることはない。バックアップ機能搭載で安心やからな。」
 

たかひろの言葉を受けとめ、パソ子の心のキーボードはブラインドタッチで激しくタイピングされているかのように掻き乱された。
 

その時であった…
 

パソ子「うっ!エラー反応が…」

僕「エ、エラー反応だって!?パ、パソ子…まさかお前…?」

パソ子「そうなの。実はあなたとの間にソフトウェアができてたの…」

僕「ソフトウェアがっ!?そうか、この前セキュリティーを解いてインターネットをした時に……嬉しいよ。でもパソ子がこのままだとソフトウェアも…」

パソ子「大丈夫。お客様相談センターに問い合わせたら、万が一わたしにトラブルがあってもソフトウェアは無事だって。」

僕「そうか、それは充実のアフターサポートやな。」

パソ子「あのね、名前はもう決めてあるの…。Windows Vistaよ」

僕「Windows Vista…いい名前じゃないか。この子がおれたちの愛の新規データだよ。おれ、この子を大切に更新し続けるよ。」

パソ子「うん、安心した…これで…わたしも……ゆっ…くり…」


僕「パソ子!?おい…パソ子!パソ子おおおーーー!!!」

 

 

 

 

(君と出会った奇跡が?、この胸に溢れてる)

 

パソ子の機械トラブルから三年が過ぎた…

 

(きっと今は自由に、空も飛べるはず)

 

しかし僕は決してうつむいたりはしない…

 

(夢を濡らした涙が、海原へ流れたら)

 

だって空を見上げれば、いつだって彼女の美しいディスプレイが見えるから…

 

(ずっとそばで、笑って)

 

そう、二人のUSBメモリは…

 

(いて欲しい)

 

 

 

 

 

 

永遠に消えることはないのだから。
 

                                  FIN

 

 

 

 

 

 

 

 

…うん、まあ
はよ修理持って行きましょか。

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