ヤクルトレディースの平均握力は102.5kg 2015年12月26日 妄想 トラックバック:0コメント:0


「からし色のチノパン履くのやめて、おでん及びフランクフルト食べたくなっちゃうから」

彼女はそう、息を詰めながら、切ない表情をして言った。

なぜ僕はあのとき気づいてあげられなかったんだろう。

からし色のチノパンを履けば、彼女がおでんやフランクフルトを食べたくなって、散々苦しむという当然の事実に。

季節は過ぎ行き、また春が訪れ、僕はからし色のチノパンを履くのをやめ、淡いすみれ色のカーディガンを羽織った。

彼女は少し照れくさそうな、はにかんだ笑顔を見せながら現れ、僕に言った。

「淡いすみれ色のカーディガン羽織ってくれてありがとう。なんの躊躇もなくサラッと奇抜な髪色に染め出した割には意外と人のいい、なぜそんな髪色に染め上げたのか根拠が分からないけどもそれ故に心の温まる、たまにいる中高年のおばさんを思い出すの」


彼女がそう言うと、壮麗なウグイス色を想起させるような、鮮やかな風が吹き抜けた。
人を愛さずにはいられないような気持ちを呼び起こす、澄んだ薄紅色のワンピースを着た、彼女の隣を。


親が勝手にアイドル事務所に送った子どもの応募書類が今、世界の珊瑚礁を破壊しています… 2014年12月22日 妄想 トラックバック:0コメント:0



関東人「あのさ、関西人ってマックのことマクドって呼ぶらしいね!マジウケるんですけど!www」

僕「そうですね」

関東人「マクドって呼ぶのおかしいよねww なんでそんな呼び方するのww マジ笑えるww」

僕「それじゃあ…、君はふだん、スターバックスのことをなんて略して呼んでる?」

関東人「そりゃもちろん『スタバ』だよ!」

僕「……………………………………」(すべてを悟った男の、悲しくも優しい、慈愛と信念に満ちあふれた聖人のごとき微笑み)

関東人「…あ、ああ、あああああ……」(顔面蒼白でフラフラと力なく立ち尽くし、眼差しはもはや宙に浮き焦点があっていない)

僕「それじゃあもうひとつ。ミスタードーナッツのことはなんて略して呼んでる?」

関東人「ミ、ミミ、ミミミミミ、……『ミスド』」(顔面の蒼白具合はさらに増し、可哀そうに、口からは泡を吐いている)

僕「……………………………………」
(しっかりと明るい未来を見据えながらも、現在に生きるすべての人々を暖かく包み込むかのような、それでいて、どこか懐かしい想いを掻き立てられる表情を浮かべ、真っ直ぐに凛々しく立っている。肩には色とりどりの小鳥たちが羽を安めに舞い降りて来た)


関東人「…あ、ああ、ああああ、ああああああああああ~~~~~~~!!!!!!」
  (ジョバーーー!!ジョロジョロジョロジョロジョローーー!!!)

(失禁して小便を垂れ流しながら白目をむいている。膝はガクガクと打ち震え、もはや立っていられず肉体も精神も崩壊寸前)




僕「敗北が知りたい!!!!!!!!!!」



毎晩大声で「敗北が知りたい!!!」と寝言を言う彼女 2014年10月18日 妄想 トラックバック:0コメント:0




俺の名前はサイコ・パス太郎!

枝豆のさやをガムみたいにクチャクチャ食べながら四谷辺りを徘徊していた俺たちを襲った謎の成田離婚集団!

一緒に10年間有効パスポートを取りに行くことで芽生え始めた俺とシリアル・キラ子との恋の行方は?

コスモスの花越しに見てもウンコは汚い!

次回、サイコ・パス太郎! 『視聴者の母親を何食わぬ顔で抱く』 絶対に観てくれよな!観ないとお前の家燃やす!



東京都知事選にムーミンが出馬 2014年02月01日 妄想 トラックバック:0コメント:0

よく考えたらインド国籍だった皆さんこんばんは。
優しく語りかけることによって、枝豆をみずから鞘から出てくるようにできる↑野です。

僕ほど一分一秒を無駄にせず、すべての時間を有意義に使う人間ともなれば、当然ふだんは「あの駅の改札のsuicaやPASMOをタッチする部分に何が乗ってたら嫌かな」ということを全力を傾けて長時間考えるわけです。

そして丸一日ぐらいかけ、最大限に知恵をしぼり、考えついたのが、そう、「お寿司」ですよね。

東京湾で今朝獲れたてのアナゴを丁寧に下処理して、長年の経験が培った絶妙な味付け加減と、職人の芸術にも達した素晴らしい腕前で崩れやすい身を全く崩れさせずに、それでいてしっかりと握って、そしてsuicaをタッチする部分にそっと出すから。

寿司職人さんが改札の間に立ってドヤ顔で出してるから。

っていうか一回聞いてみたことあるからね?「なんでsuicaをタッチする所にお寿司出すんですか?」って。
そしたら「馬鹿野郎!そういうのは自分で見て師匠から盗むんだよ!なんでも教えてもらえると思うな!」って怒られたからね。

あとこの前、どっかのテレビ局かなんかの取材が来てて、その職人さんがインタビュー受けててさ、「こうやって毎日30年間、改札の間に立って、suicaをタッチする所にお寿司を握ってらっしゃるわけですけれども、○○さんはなぜこれほどまで長い間、こういったことをされてるのでしょうか?」って聞かれたあと、すごい自信に満ち溢れた優しい眼差しで、「そりゃ、お客さんの喜ぶ顔が見たいからですよ…」って言ってたんだ。


いや、顔上げて通勤客たちの顔見てみろよ。
喜ぶ笑顔どころか、お前とお前の寿司がすっげえ邪魔でカードはタッチできないわ通行しづらいわで、みんなキレてるんだよ。

弁当のおかずがベルリンの壁で仕切られている 2013年08月15日 妄想 トラックバック:0コメント:0

JASRACだって!?何が音楽著作権だ!?何が著作協会だ!?しゃらくせえ!!!

そう烈しい怒りに駆られた僕は、JASRACに直談判しに行こうと夜の街へと勢い良く飛び出した。
息切らせながら数十分走り周った後、あった!ありよったで!「JASRAC」と書かれた表札を掲げたアパートの一室がよお!

僕は烈しく乱れた呼吸を整える暇も設けずに、強めの力でJASRACの部屋の扉を叩いた。
背中の汗は夜の冷気で早くも僕の背中を冷やし、それが興奮する胸の熱さと相反することで、まるで、もうここまで来ては戻れはしない、今の自分を取り巻く状況を表すかのようだった。
夜の住宅街の電灯は怪しくパチパチと音を立て、どこかの犬は遠吠えの声を上げている。

JASRAC「はーい、どなたでしょうか?」

すると次の瞬間、金髪と蒼い目を携えた、お手本のような西洋系白人の美しい女性が少し怯えた表情で出て来た。
僕は想定外の意外な相手に思わず戸惑いの表情を隠すことができなかった。

「お、おう、お前がJASRACかてめえこの野郎。なにが著作権管理だこの野郎、か、勝手なことをしやがってこの野郎…」

緊張のあまりこの野郎を必要以上に言ってしまう。
次の瞬間、JASRACと思しき女性は少し申し訳なさ気な調子で言った。

「す、すみません私…」

沈黙が予想以上に続いて、なんだかこちらが悪いみたいに感じてきた僕は、なんとか話を穏便な方へと持って行こうと模索した。

「い、いや、そんな、べつにあれなんだけどさ、君を責めに来たわけじゃないんだけどさ…」
「それじゃあ、とりあえず中へどうぞ」

僕は意外にもJASRACの部屋の中に招き入れられた。
部屋の中はシンプルでありながら上手く家具の配置がされて整っており、好印象を受けずにはいられない部屋だった。
ラベンダーのアロマオイルの香りが薄く漂って仄かに意識に触れてくる。

「話の続きなんですけど、私も本当は著作権とかにあまり厳しくしたくはないんです、でも、いろいろありまして…」

そういって彼女は手前のマグカップへと視線を落してしまった。
こうなるとさすがの僕も勢いを削がれてしまう、とても責め立てる気になどなれるわけもない。

そのような話を聞かされて僕の感情はますます穏やかな、いや、好意の塊のようなものへと移っていった。
そう、まず彼女は、JASRACは美しい外国人女性であったのだ、そして、なにも横柄に著作権管理という、自らは何も生み出さない、ハイエナ的な商売をしていたわけではなかった、彼女自身も悩み、傷つきながら、自問自答を繰り返していたようなのだった。

僕は彼女に恋をした。
突然のことではあるけれど、恋には必ずしも醸成の期間は必要ではないと思う。
僕は彼女を、JASRACを、愛してしまったのだ。

激しく燃え上がる情熱は全てを衝き動かす。

僕は愛の歌を歌った、JASRACのために情熱の限りを込めて、自分が大好きな歌手の大好きな恋の歌を歌った。
JASRACはとてもとても喜んでくれた、目を真っ赤にしながら、泣きながら笑っていた。
とても嬉しいと喜んでくれたのだ、自分もあなたが好きになってしまったのだと。

しかし、次の瞬間、JASRACは切ない表情に変えて言った。

「ありがとう、とても嬉しいわ。…でも」

少し曇った眼差しを下に向けたまま俯く彼女。
やはり僕の彼女への想いは伝わり切らなかったのだろうか、それとも何か事情があって僕とは付き合えないのだろうか?
僕も彼女と同じく曇った眼差しで下の方を見、彼女の発言を、判決を待つかのように静かに佇んで待った。


「今、特定の歌手の歌を歌ったから、著作権料をもらわないと」


あ、やっぱりこいつJASRACだわ。
そう思いながら僕は、にやにやしながら財布からお金を出した。

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